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coffee break 「批判」と「非難」の違い

なるほどと思った記事の紹介。(*‘∀‘)

「大学で学んだこと2:批判と非難」より引用

「批判」と「非難」の違い

まず、批判とは、対象の妥当性・価値・正当性を正確に理解したうえで、不足点などを建設的に提言することです。「対象を高める作用」を持ちます。対象とは、意見かもしれませんし、ある人の行動かもしれません、また考え方・物事の捉え方そのものであっても構いません。もちろん、他人や組織だけでなく、自分自身の場合もあるでしょう。一方、非難とは、対象の欠点・過失を責め、誹謗中傷することであり、後ろ向きでかつ非生産的です。「対象を貶める作用」を持ちます。

非難は、すべきではありません。しかし、批判は積極的にすべきです、対象を高めるために。成長あるいは改善の原動力になる行為です。個人に向けられればその人を高め、組織に向けられればその組織を改善します。

それにしても、どうやら、マスコミ等で、一般的に語られている、「批判」とは随分ニュアンスが違います。昔、ある女子アナウンサーが、国会でのあまり建設的とは思えない論戦に対して、「批判は慎むべきだと思います。結局、まわりまわって、自分達を貶めているだけですから」と言っていたのを思い出しました。言いたい事は非常によく分かりますし、その気持ちも共有したいと思います。しかし、この文言は不正確です。正しくは、「非難は慎むべきだと思います。自分達を貶めているだけですから」となるべきです。
批判について学びが、結果的に、私の人生にとって、どれだけ役立ったか、はかり知れません。まず、自己否定を繰り返ししていた自分が、良い行いをしていたと肯定できるようになりました。自己否定(より正確には自己批判)が自己の肯定することになるというのは、なんとも奇妙ですが。しかし、奇妙ではありません。短大時代の自己否定は、自分の「能力の使い方」をだけを否定しているのであって、それ以外が否定の対象になっていなません。自分自身の問題点を見つけ出し、その点だけを是正することで、私は成長してきました。

非難は、他者にも、そして自分に対しても、絶対にしてはいけません。誹謗中傷された対象は傷つきますし、言葉の暴力になってしまいます。しかし、批判は積極的に行うべきです。対象が高まるわけですが、実に批判は難しく、非難は簡単です。なぜ、批判が難しいかというと、「正確な理解」が必要になるからです。誤解に基づく批判は、誹謗中傷と同じになってしまいます。また、注意しなければいけないのは、他者を批判する場合、こちらが批判したつもりでも、「非難された」と曲解されることがあります。その意味でも、批判は難しい行為です。

 

 

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